e-Radとは

システムの概要

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)とは、競争的資金制度を中心として研究開発管理に係る一連のプロセス(応募受付→審査→採択→採択課題管理→成果報告等)をオンライン化する府省横断的なシステムです。

システム構築の経緯

平成15年7月に策定された「電子政府構築計画」において、各府省の業務・システムの最適化を実施することにより、費用対効果をさらに高め、人的・物的資源の効率的な活用を通じた行政の簡素・合理化を図ることにより、予算効率の高い簡素な政府を実現することが定められました。

そして、平成16年2月には、一部関係府省業務・システムとして「研究開発管理業務・システム」が位置づけられ、文部科学省が担当府省となりました。これを受け、文部科学省が中心となり、平成18年3月に「研究開発管理業務の業務・システムの最適化計画」が策定され、研究開発管理に係る書類のオンライン電子化等の機能を持ったシステムを構築することとなりました。

一方、第3期科学技術基本計画(平成18年3月28日閣議決定)や「平成20年度の科学技術に関する予算等の資源配分の方針」(平成19年6月14日総合科学技術会議)等においても、研究資金制度間の情報共有、研究者情報の管理などを行うことにより、不合理な重複の排除や過度の集中を避けるとともに、業務の効率化を図るため、本システムの構築が求められてきました。

なお、昨今の無駄なき研究活動への集中投資における重要性の再認識に伴い重複チェックの早期実現が求められており、システムの早期開発が必要とされたことから、当初平成21年度に予定していた運用開始について、開発スケジュールを大幅に短縮することにより、平成20年1月から運用開始することとなりました。

  • ※府省共通研究開発管理システムの略称について
    Research And Development(=科学技術のための研究開発)の頭文字からなる「Rad」に、Electronic(電子)の頭文字を冠し、「e-Rad」としました。

システムの機能

事業案内
各事業の公募期間、様式等の提供
研究機関登録
研究者が所属する機関の登録、証明書の発行
研究者登録
研究者の登録・削除、研究者番号の発行
応募
応募情報の受付、所属研究機関の承認、配分機関への送付・受理確認
採択・交付
採択課題に対する結果の登録(採択額を含む)
実績報告
研究成果、会計実績の提出

システムの効果

政府研究開発投資のアカウンタビリティ向上

CSTI
総合科学技術・イノベーション会議
研究実施段階における研究費使用状況の把握
配分機関
府省/独立行政法人
  • 研究実施単位で研究開発経費の使用状況の把握
  • 不合理な重複、過度の集中の有無を確認
  • オンライン申請による効率的な審査・採択手続
  • 研究者への情報提供
研究機関
  • 所属研究者の研究活動を把握
  • 透明な研究費管理による不適切な 研究費仕様の防止
  • 効果的な資金投入
研究者
  • オンライン申請・報告により、 手続の迅速化・効率化
  • 申請可能な競争的資金の 効率的検索が可能
researchmap
研究者情報/管理・公開データベース
外部システムとの連携による業務の効率化