概要 閉じる

配分機関名
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
公募年度
2022
公募名
研究領域E(がん多様性)探索研究フェーズ
研究分野
(ライフサイエンス)
実験病理学、応用分子細胞生物学、動物生産科学、獣医学、動物生命科学、実験動物学、分子生物学、外科系歯学、医療管理学、医療系社会学、衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含む、衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない、法医学、生体医工学、生体材料学、医用システム、医療技術評価学、医療福祉工学、構造生物化学、機能生物化学、生物物理学、ゲノム生物学、システムゲノム科学、細胞生物学、発生生物学、形態、構造、動物生理化学、生理学、行動学、遺伝学、進化生物学、神経科学一般、神経形態学、神経機能学、薬系化学、創薬科学、薬系分析、物理化学、薬系衛生、生物化学、薬理学、環境、天然医薬資源学、医療薬学、解剖学、生理学、医化学、病態医化学、人体病理学、細菌学、ウイルス学、免疫学、腫瘍生物学、腫瘍診断、治療学、基盤脳科学、認知脳科学、病態神経科学、内科学一般、神経内科学、精神神経科学、放射線科学、胎児医学、小児成育学、消化器内科学、循環器内科学、呼吸器内科学、腎臓内科学、皮膚科学、血液、腫瘍内科学、膠原病、アレルギー内科学、感染症内科学、代謝、内分泌学、外科学一般、小児外科学、消化器外科学、心臓血管外科学、呼吸器外科学、麻酔科学、救急医学、脳神経外科学、整形外科学、泌尿器科学、産婦人科学、耳鼻咽喉科学、眼科学、形成外科学、常態系口腔科学、病態系口腔科学、保存治療系歯学、口腔再生医学、歯科医用工学、補綴系歯学、応用生物化学、薬理学
キーワード
 
受け付ける研究期間(最短・最長)
(最短) 1から (最長) 3年
応募受付期間
2022/04/27 10:00   ~   2022/05/26 12:00
事業分類カテゴリ
委託研究
対象者カテゴリ
企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム、地方公共団体、NPO等非営利団体
応募額の制限
応募額の制限
(下限) (設定なし)   ~   (上限) (設定なし)
間接経費
(上限金額設定)
直接経費の30%を上限
再委託費・
共同実施費
(下限) (設定なし)   ~   (上限) (設定なし)
過去の採択状況URL

詳細

応募の概要
 がんに対する効果的な治療薬が数多く開発されてきたものの、がん細胞はさまざまな手段で抗がん剤に対する耐性を獲得することが分かってきました。このことが、がん治療の大きな障壁となっています。腫瘍内部には、がん幹細胞を始めとして多様な性質を有するがん細胞が、がんの進化原理に基づいて存在し、そのことががん細胞の不均一性をもたらしています。さらに、抗がん治療自体ががん細胞にとってストレスとなりゲノム・エピゲノムの変異を誘導することで、がん細胞の多様性・複雑性にさらなる変化を与え、治療抵抗性細胞クローンの出現や再発の原因となっていると考えられています。がん細胞の不均一性を理解し、治療抵抗性のがん細胞にも著効を示す治療薬を開発するためには、がん細胞の不均一性が生じるメカニズムを分子レベルで理解するとともに、がんの微小環境との相互作用を個体レベルで解明することが重要です。慢性炎症等がいかに発がんを促進するかを分子レベルで解明することも必要です。実際の臨床試料において同一症例の同時複数箇所あるいは経時的なマルチサンプリングによるオミックス解析、感受性期と耐性期のペア検体による解析、また1細胞オミックス解析等により、治療抵抗性・再発・転移の原因となる細胞の不均一性構築の全体像を理解することも重要です。さらに様々ながんのモデルシステムを用いたがん進化の理解も有用です。  本研究領域では、がん患者の個体内におけるがん細胞及び周辺微小環境の特性の理解に基づいた革新的な診断・治療法の開発や発症の回避・遅延につながる技術開発に資する研究を支援します。治療ストレス下のヒトがんのマルチオミックス解析情報から患者個体内におけるがん細胞の動態を明らかにした上で、その不均一性制御を可能とする標的分子を同定し、進展・再発がんにも有効な集学的治療法・予防法の確立を目的とします。
応募の対象者
本事業の応募資格者は、以下(1)~(5)の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所※1とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)とします。 なお、特定の研究機関等に所属していない、もしくは日本国外の研究機関等に所属している研究者にあっては、研究開発代表者として採択された場合、契約締結日又までに、日本国内の研究機関に所属して研究を実施する体制を取ることが可能な研究者も応募できます。ただし、契約締結日又はAMEDの指定する日までに、上記条件を備えていない場合、原則として、採択は取消しとなります。また、委託研究開発契約の履行能力を確認するため、審査時に、代表機関及び分担機関の営む主な事業内容、資産及び負債等財務に関する資料等の提出を求めることがあります。 (1) 以下の(A)から(H)までに掲げる研究機関等に所属していること。 (A)国の施設等機関※2(研究開発代表者が教育職、研究職、医療職※3、福祉職※3、指定職※3又は任期付研究員である場合に限る。) (B)公設試験研究機関※4 (C)学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学及び同附属試験研究機関等(大学共同利用機関法人も含む。) (D)民間企業の研究開発部門、研究所等(なお、本事業の公募において、研究開発代表者としての提案は出来ません。研究開発分担者としての参加は可能です) (E)研究を主な事業目的としている一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人及び公益財団法人 (F)研究を主な事業目的とする独立行政法人通則法(平成11年法律第103号、平成26年6月13日一部改正)第2条に規定する独立行政法人及び地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第2条に規定する地方独立行政法人 (G)非営利共益法人技術研究組合※5 (H)その他AMED理事長が適当と認めるもの ※1 所属する研究機関等と主たる研究場所が異なる場合は、別途御相談ください。 ※2 内閣府に置かれる試験研究機関や国家行政組織法第3条第2項に規定される行政機関に置かれる試験研究機関、検査検定機関、文教研修施設、医療更生施設、矯正収容施設及び作業施設をいいます。 ※3 病院又は研究を行う機関に所属する者に限ります。 ※4 地方公共団体の附属試験研究機関等 ※5 技術研究組合法(昭和36年法律第81号)に基づく技術研究組合 (2) 課題が採択された場合に、課題の遂行に際し、機関の施設及び設備が使用できること。 (3) 課題が採択された場合に、契約手続等の事務を行うことができること。 (4) 課題が採択された場合に、本事業実施により発生する知的財産権(特許、著作権等を含む。)及び研究開発データの取扱いに対して、責任ある対処を行うことができること。 (5) 本事業終了後も、引き続き研究開発を推進し、他の研究機関及び研究者の支援を行うことができること。
スケジュール
対象業務 日程
書面審査 令和4年6月上旬~令和4年6月下旬(予定)
ヒアリング審査 令和4年7月中旬
研究開発開始(契約締結等)日 令和4年9月16日(予定)
連絡事項
【研究インテグリティに関する誓約】のチェックボックスにチェックを入れないと申請ができません。 必ず公募の締め切り前に余裕を持って、e-RAD上の研究開発代表者、研究開発分担研究者全ての情報を更新してください。 なお、詳しくはe-Radヘルプデスクにお問い合わせください。
公募担当者情報
部・課
創薬事業部
担当者氏名
医薬品研究開発課
電話番号
 
FAX番号
メールアドレス
koubo-jisedai“AT”amed.go.jp
応募要領ファイル
制度・事業URL
操作マニュアル(制度・事業固有版)
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