応募の概要
感染症、各種災害等の対応に必要となる医療機器で、非常事態において海外からの供給途絶リスクがある医療機器の開発・改良を対象とします。機器本体の開発・改良に加えて、部品・消耗品の開発・改良についても対象とします。ただし、特定の地域に依存し希少性の高い資源・原材料等を使用する等、特定の地域で非常事態が発生した際において供給途絶リスクが極めて高く、供給途絶が生じた場合に国民の生命にかかわる医療機器について、供給途絶リスクの回避のため、特定の地域に依存し希少性の高い資源・原材料等の使用の低減や代替品の開発に資する開発・改良(※)については、感染症、各種災害等の対応に必要とならない場合でも対象とします。
※以下に例示しますが、これに限定されるものではありません
・貴金属の使用量を抑制したカテーテル
・ヘリウムの使用量を抑制したMRI(磁気共鳴画像診断装置)
感染症、各種災害等の対応に必要となる医療機器で、非常事態において海外からの供給途絶リスクがある医療機器としては以下に例示しますが、これに限定されるものではありません。ただし、非常事態において、国民の生命に直結するという観点から、治療機器の提案を推奨します。また、各医療機器の部品・消耗品も含みます。
・人工呼吸器
・体外式膜型人工肺(ECMO)
・透析装置
・生体情報モニタ
国内での継続供給のため、既存製品の課題を解決し競争力強化に資する開発・改良を含んだ提案や部材調達先の分散に資するような開発・改良を含んだ提案を推奨します。また、異業種企業の医療機器業界への参入につながる連携も推奨します。
競争力強化に資する開発・改良の視点としては以下に例示しますが、これに限定されるものではありません。
・遠隔操作、非接触
・小型化、軽量化、省力化
・簡易操作
・患者のリスク軽減
・医療者の負担軽減
・非常事態における限られた医療資源(医療従事者・消耗品等)での機器使用
感染症、各種災害等の対応に必要となる医療機器で、非常事態において海外からの供給途絶リスクがある医療機器であるという点や、特定の地域に依存し希少性の高い資源・原材料等を使用する等、特定の地域で非常事態が発生した際において供給途絶リスクが極めて高く、供給途絶が生じた場合に国民の生命にかかわる医療機器であるという点を明確にした提案を求めます。
その他、内容詳細については公募要領を参照してください。