応募の概要
がんの予防については、簡便かつ幅広く実施できる評価手法を新たに開発するとともに、個別の要因に関する発がんリスクの層別化・個別化を的確に行うことで、個人に最適化された手法を確立することが求められています。
これまでの研究から食事・運動・嗜好品摂取等の個人の生活習慣ががん発症と関連していると考えられています。個人の生活習慣の改善には個人の努力だけでなく、改善を促す社会環境要因を含めた検討が必要であると指摘されています。
遺伝素因をはじめとする固定リスクや生活習慣、感染、環境要因をはじめとする変動リスク等を指標としたリスク層別化・個別化に関するこれまでの基礎研究の成果を踏まえた個人の発がんリスク評価を正確に行うとともに、リスク低減を促す社会環境要因の検討を含めた研究課題を募集します。