応募の概要
2020 年 12 月に示された「洋上風力産業ビジョン(第 1 次)」にて、2030 年に 1,000 万 kW、2040
年に 3,000 万~4,500 万 kW の案件を形成するという意欲的な導入目標が示され、今後、洋上ウ
ィンドファームの導入拡大が予想されている。
一方、複数の風車を設置する洋上ウィンドファームでは特に、風車風下に風車ウエイクと呼ば
れる風速の欠損や風の乱れが生じ、発電量が減少する等の課題があることから、風車ウエイクが
及ぼす様々な影響について、既存の研究内容や風車ウエイクの観測手法等を調査・整理し、技術
課題を抽出するとともに、今後取り組むべき技術開発案を検討する。