応募の概要
(目標)
令和4年2月にWHOより疾病及び関連保健問題の国際統計分類第11版(ICD-11)が発効されたことを踏まえ、ICD-11の国内への適用は喫緊の課題である。
我が国において、ICDは統計法に基づく統計基準として告示されており、現行のICD-10からICD-11への移行に伴う検証が必要である。特に、告示されている分類表のうち疾病分類表及び死因分類表に相当するものがWHOから今後公表される予定であるため、現行の分類表との比較検証を行い、併せて公的統計への影響について分析を行う必要がある。
そこで、本研究は、ICD改訂に伴う課題や影響等を検証し、ICD-11に対応した統計基準の検討やICD-11の国内の公的統計への円滑な適用に資することを目標とする。
(求められる成果)
・ WHOから示される分類表に関する情報を収集し、現行のICD-10準拠の統計基準との比較検証を行うこと。
・ ICD-11の国内への適用による公的統計への影響を調査すること。
・ WHOが作成する疾病分類表及び死因分類表に相当するものと現行の分類表とを比較検証するとともに、人口動態調査及び患者調査等の実際の調査票データを用いて分析を行い、公的統計への影響の検証を行うこと。
・ 保健医療情報分野におけるICD-11 の普及や利活用に資するため、ICD-10からICD-11への対応表作成に伴う課題を整理すること。
・ 上記の研究成果について、令和6年度に中間報告を行うこと。
・ 当該研究の知見を学会やWHO等での発表を通じて国際的に発信すること。
・ ICD全般に関する国際動向について、情報収集を行い、とりまとめること。