応募の概要
生産者・生産団体や地方公共団体において、化学農薬の使用等の環境負荷を低減し、生物多様性の保全に貢献する農作物をブランド化する取組が広がっています。しかし、限られた人的資源では、環境負荷の低減による生物多様性保全効果の定量評価が十分でなく、取組の拡大には簡便な評価技術の開発が必要です。
本事業では、環境負荷を低減する農業の拡大に向け、生物多様性から農業が享受する生態系サービスのうち、野生昆虫類による送粉機能及び土着天敵類による病害虫防除機能を高精度かつ効率的に評価できる技術を開発します。