応募の概要
本事業では、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なデジタルインフラの省エネ化・高性能化に向けた研究開発・社会実装を進めるため、以下のテーマに取り組みます。
【研究開発項目4】IoTセンシングプラットフォームの構築
デジタル化の進展に伴う各種エッジデバイスから送信されるデータ量の急増で、ネットワーク及びデータセンターの消費電力量が4倍以上増加に転じると見込まれる中、端末におけるエッジコンピューティング技術を開発し、本技術を活用したシステム全体の消費電力量40%削減を実現すべく、下記プロジェクトに取り組みます。これらは、一体的に開発することによって成果を最大化できるため、幹事企業を中心にエコシステムの様々なレイヤーの事業者が連携して行います。ただし、他の研究開発内容の実施者と相互協力体制の構築が見込まれ研究開発内容(1)~(4)を網羅できる場合は、それぞれの研究開発内容を単独または共同で提案することも可能とします。
(1)エッジ信号処理開発
(2) SDK及びプラットフォームの開発
(3) ハードウェア基板開発
(4) アプリケーション開発
応募の対象者
応募資格のある提案者は、次の(ⅰ)~(ⅳ)までの条件、経済産業省が定める「『次世代デジタルインフラの構築』プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画」に示された条件を満たす、単独又は複数で受託・交付を希望する企業等とします。
i. 2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて研究開発の成果を着実に社会実装へつなげられるよう、企業等の経営者(原則、代表取締役、代表執行役その他代表権を有する者)が長期的な経営課題として取り組むことへのコミットメントを明らかにした、長期的な事業戦略ビジョンを提出すること。
ii. プロジェクトの実施場所及びプロジェクト後の成果活用場所に国内を含むこと。我が国の産業競争力強化の観点から、我が国技術の国際競争力や海外における類似の研究開発動向を分析した上で、国内経済への波及効果が期待される場合には、海外の先端技術の取り込みや国際共同研究・実証を実施することは可能。
iii. プロジェクトの主たる実施者が、企業等、収益事業の担い手であること。(企業等の支出が過半を占める必要がある)
iv. NEDOが指定する情報管理体制を有していること。(委託事業のみ)