応募の概要
(2)目標
医療関係職種のタスク・シフト/シェアが求められる中、看護業務の更なる効率化の推進は喫緊の課題である。
看護職は質の高い医療提供体制のキーパーソンとして、活躍の場の拡大や生産性向上に取り組む必要があり、これまで以上に看護業務の効率化を図り、看護職の専門性がより発揮できる業務の推進に係る取組が必要である。
効率的な看護業務の推進には、看護業務の実態について医療機関の属性(病床数、病床機能毎など)による傾向を把握し、各医療機関の実情に応じた業務効率化の検討が必要である。
本研究では、平成30年度に実施した「効率的な看護業務の推進に向けた実態調査研究(H30-特別-指定-011)」と比較可能な方法で各医療機関の属性に応じた看護業務の実態を明らかにし、タスク・シフト/シェアにおける他職種との業務及び責任分担の在り方を含め業務効率化及びタスク・シフト/シェアが進んだ・進まない看護業務の明確化及びその要因分析等を行うとともに、看護業務の効率化を図り、看護職の専門性がより発揮できる業務の推進に係る知見を得ることを目標とする。
(3)求められる成果
・ 平成30年度に実施した「効率的な看護業務の推進に向けた実態調査研究」と比較可能な形式による各医療機関の属性(医療機関の所在地別、病床機能区分別等)に応じた看護業務の実態把握の調査結果(看護職の職位別等の対象者に対するタイムスタディによる調査結果)。
・ 平成30年度に実施した「効率的な看護業務の推進に向けた実態調査研究」と比較可能な形式による各医療機関の属性に応じた業務効率化及びタスク・シフト/シェアに係る看護職員等の意識調査結果(病棟管理者以外の看護職を対象)。
・ 平成30年度に実施した「効率的な看護業務の推進に向けた実態調査研究」の結果と比較し、看護業務の効率化及びタスク・シフト/シェアが進んだ業務/進まない業務の明確化に係る結果及び進んだ/進まない要因の分析に係る結果。
・ 看護業務効率化及びタスク・シフト/シェアに資する取組方法(メリット、デメリット含む)の提案、各医療機関等で看護業務効率化及びタスク・シフト/シェアの取組が推進できるような媒体作成。
応募の対象者
・ 看護学領域の専門家を研究代表者とし、看護管理、統計解析を専門とする研究分担者又は研究協力者を含めた研究班体制が構築されていること。
・ 臨床現場の実情を踏まえた妥当性が検証されるよう、研究手法において工夫がされていること。
・ 看護業務効率化及びタスク・シフト/シェアの取組が各医療機関等で推進できるような媒体の作成等、研究結果の活用方法を研究計画書中に示すこと。
・ 看護業務の効率化及びタスク・シフト/シェアに係る平成30年度に実施した「効率的な看護業務の推進に向けた実態調査研究」の方向性や研究結果を踏まえた研究計画を優先して採択する。
・ 研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努めること。