応募の概要
我が国の農林水産・食品分野の競争力を強化し飛躍的に成長させていくためには、従来の常識を覆す革新的な技術・商品・サービスを生み出す研究開発が必要です。
このため、農林水産省において、平成28年4月に、様々な分野のアイデア・技術等を導入した産学官連携研究を促進するオープンイノベーションの場として「知」の集積と活用の場が創設されており、今後は、『「知」の集積と活用の場』を活用し、アフターコロナにも対応した、研究成果の商品化・事業化等に向けた重点的な支援を行い、イノベーション創出による我が国の農林水産・食品産業の競争力強化を推進することとしています。
また、令和2年12月に「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」が、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」が策定され、技術開発においても、より輸出拡大につながる研究開発を推進し、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させることとされています。
このような状況を踏まえ、国の重要政策の推進や現場課題の解決に資するイノベーションを創出し、社会実装を加速するため、生物系特定産業技術研究支援センター(以下「生研支援センター」という。)は、産学官が連携して取り組む農林水産・食品分野での社会実装を目的とした革新的な研究シーズを創出する基礎研究や、基礎研究等の成果を社会実装するための実用化段階の研究開発を支援する提案公募型の研究事業「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」(以下「本事業」という。)を実施することとし、公募により研究業務を委託します。