応募の概要
安全保障技術研究推進制度では、先進的な基礎研究を公募・委託します。特に、革新性を有するアイディアに基づき、科学技術領域の限界を広げるような基礎研究を求めます。
本制度は革新的・萌芽的な技術を発掘・育成するための事業です。公募要領に記載の研究テーマに沿ったものであれば、どのような内容で応募するかは応募者の自由です。研究テーマとして例示している、本制度で求める基礎研究の具体例を参考にしていただき、皆様の自由な発想でご応募ください。ただし本制度では、既存技術や知識の実用化に向けた工夫等、応用研究や開発は対象とはなりません。また、真理の探究のみを目的とした純粋な学術研究も本制度で望んでいるものではありません。本制度では、基礎原理に根差す新たな発想や、基礎原理に立ち返って本質の探究を行うことにより、新領域の開拓や新たな波及効果等が期待できる、革新的な目的指向の基礎研究が望まれています。
応募の対象者
全ての研究実施者は、研究を実施する能力のある以下のいずれかの機関に所属していることが必要です。
① 大学、高等専門学校又は大学共同利用機関
② 独立行政法人(国立研究開発法人を含みます)、特殊法人又は地方独立行政法人
③ 民間企業や研究を主な目的とする公益社団法人、公益財団法人、一般社団法人、一般財団法人等
また、これらの機関及び研究実施場所は、原則として全て日本国内に所在していることが必要です。
研究代表者については、加えて以下の条件を満足する必要があります。
① 日本国籍を有すること。
② 日本語による面接審査や評価に対応できること。
③ 研究期間中、応募時に所属していた代表研究機関に継続的に在籍できること(代表研究機関の統合、分割や組織改編等の場合は除きます)。
詳細は公募要領をご参照ください。