応募の概要
近年スマートフォンやウェアラブルデバイス等のデジタルヘルスアプリ等(以下、健康アプリ等)の開発が進んできています。これらの健康アプリ等では収集された個人の日常生活における食事、運動、睡眠等に係る健康データいわゆるPHR(Personal Health Record)と健康・医療情報(例:健診情報や医療情報等)の利活用や連携が期待されています。しかし、わが国では、non-SaMDの健康アプリ等のビジネスモデルは確立されておらず、これらの健康アプリ等の実用化、有効な活用と普及が進んでいない現状があります。
そこで、本公募では、実用化に力点を置き、開発は完了し(もしくはその見込みが得られ)、一定の有用性に関する科学的エビデンスが得られている健康アプリ等を対象として、疾病の一次予防、二次予防あるいは三次予防を目指すnon-SaMDの健康アプリの実用化を支援します。
また、本事業は、通常の研究支援に加え、実用化やビジネスモデル構築の伴走支援も実施しながら、研究開発を行います。伴走支援機関はAMEDが別途調達し、各研究開発課題に対して担当者が支援します。伴走支援内容は、実用化コンサルテーション、実用化に向けたコーチング、人材紹介を想定しています。