応募の概要
(目標)
がん医療については、がん診療連携拠点病院等を中心とした医療提供体制を整備し、対策を行ってきたところである。また、高齢のがん患者の場合、併存疾患を抱えながら治療や療養を行うため、医療のみならず、介護サービス等の利用も不可欠である。
そこで、介護ニーズを併せ持つ、治療中の高齢のがん患者が、地域でどのように治療を継続し、自宅や介護施設等で療養しているのかについて、高齢のがん患者やその支援を行う医療従事者等に対し、調査を行い、課題を把握するとともに、実際の支援の取組等について事例を収集し、その解決策等について、検討を行うことを目的とする。
(求められる成果)
・介護ニーズを抱える治療中の高齢のがん患者やその支援を行う医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)、看護師、介護支援専門員等を対象に調査を行い、治療や療養生活に関する課題やその支援の事例等を収集・整理する。
・上記の調査で把握した課題等に対し様々な地域で活用できる解決策等を検討し提言する。