応募の概要
●事業の概要
SATREPS(サトレップス Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)は、開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。地球規模課題とは、一国や一地域だけで解決することが困難であり、国際社会が共同で取り組むことが求められているグローバルな問題を指します。SATREPSでは様々な地球規模課題の解決、科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術の獲得、そしてこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて、開発途上国の自立的研究開発能力の向上と、課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。
●研究開発実施予定期間
令和8年4月(予定)から3~最大5年間(令和7年度に、研究準備のための暫定期間をおく)
●研究開発費の規模(間接経費を含まず)
1課題当たり年間24,615千円(上限)
(最終年度 15,384千円/年)
(暫定期間:5,000千円/年)
■AMEDによる委託研究開発経費は、間接経費30%を計上した場合1課題あたりの額は以下になります。
32,000千円上限 / 年
(最終年度 20,000千円上限 / 年)
(暫定期間 6,500千円上限 / 年)
■JICAによるODA技術協力経費は以下の通りです。
【間接経費無しの場合】
上限3億円/5年間、上限2.4億円/4年間、上限1.8億円/3年間
●留意事項
SATREPSは、ODAとの連携事業であり、AMEDへ研究提案をされる際には、相手国側研究者と共同研究内容を十分に調整してください。応募にあたっては、相手国研究機関から相手国のODA担当省庁を通じて技術協力プロジェクト要請(要請書)が日本大使館を経由して外務本省に提出されることが必要です。本プログラムにかかる本年度協力要請の日本外務本省到着締切は、令和6年10月15日(火)中です。通常相手国政府では、上記の締切日よりも相程度前に相手国内の締切を設定していますので、相手国研究機関との調整に当たってはご留意ください。e-Radシステムによる研究提案書の受付締切と同様、原則は締切日までの提出が必須であり、締切を過ぎて提出された協力要請は選考の対象となりません。