応募の概要
本プログラムは、がん研究10か年戦略(第5次)に基づき、革新的がん医療実用化研究事業及び次世代がん医療加速化研究事業が連携して統一的なマネジメントを行うフラッグシッププログラムです。
特に難治性がんの早期診断、有効な治療法の開発と実用化はがん研究10か年戦略における重要な課題です。生存率に大きな改善がみられない膵臓がんなどの治療法開発は、国内外で注視されていますが、難治性がん特有の免疫微小環境の解明、薬剤の送達、早期発見のための検出技術など解決すべき多くの課題があります。
本プログラムは、難治性がんの5年生存率の大幅な向上につながる革新的な医療・診断技術の創出を目指しており、AMEDの「難治性がん克服のためのがん研究10か年戦略フラッグシッププログラム」に位置づけられています。本プログラムのPeriod1は、斬新な発想によるがん医療の新たなスタンダードの創出を目指し、従来の研究開発プロセスや治療法にパラダイムシフトをもたらす革新的なコンセプトに基づく提案を募集します。現状の課題を解決し、画期的な予防・診断・治療法の実現、そして集学的治療戦略の確立を目指し、重点的かつ戦略的に推進します。
世界的に競争が激しいこの分野領域(レッドオーシャン)に参入し、成功を収めるためには、本プログラムのPeriod1(公募1)において、提案コンセプトの妥当性検証、概念実証(POC)の取得、そして臨床実現性の検証を行い、次期における提案コンセプトの実行可能性を見極める必要があります。これを実現するためには、基礎研究者と臨床研究者を結集し、異分野の最先端科学研究グループが連携し、効果的かつ効率的な研究開発を実現する新たなアプローチが必要です。さらに、難治性がんの早期診断・治療を可能にする革新的医療の実現には、治療効果を迅速に予測できる新たなサロゲートマーカーの確立も重要です。これらのマーカーは、独創性と革新性とともに、研究全体を加速させる上で不可欠です。本プログラムでは、5年生存率の改善に資する研究開発成果の臨床実装を実現するために、特定のがん種に特化した研究体制を構築し、これまでにないスピードで予防・診断・治療法開発におけるブレークスルーを先導し、最終的な成果として臨床実装につなげ、難治性がんの生存率の大幅な向上に貢献します。プログラム全体の成果達成目標は令和16年度ですが、第1回公募(Period1)は、この目標を達成するための概念検証期間(実行可能性を判断するための期間)となります(令和8年度~令和10年度)。革新的な新規治療法・診断法につながる、挑戦的な研究開発・事業化計画を募集します。