応募の概要
(1)背景と目的
高次脳機能障害者は全国に約23万人と推定されるが、本疾病に対する認知度は低く、潜在
的な患者の存在が指摘されている。また、当該患者に適切な支援を届けるための方策が課題と
なっている。そのような中、高次脳機能障害者支援法が令和8年4月1日に施行され、都道府
県及び指定都市を中心とした支援体制の構築が求められている。
本研究では、高次脳機能障害者の実態を把握し、必要な支援体制の規模を推定するための基
礎資料を作成する。さらに、潜在的な患者が適切な診断につながるためのツールを開発する。
(2)求められる成果
・既存の統計データ等を用いて、患者の実態把握(潜在的な患者を含む高次脳機能障害者数の
推計を含む。)を行う。
・潜在的な患者及びその家族が医療機関受診を検討するための症状チェックリストを作成す
る。
・地域の医療・福祉等従事者が、専門医療機関への紹介を検討するための高次脳機能障害の簡
易チェックシートを作成する。
・上記のチェックリスト・チェックシートの作成に必要な文献やエビデンスの収集・整理を行
う。